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日常で起こる様々な現象に、ツッコんだりボケたりするブログ。

「笑いやすさ」と「笑いにくさ」の話

先週の日曜、どこの寄席かははっきりと言わないが、S本演芸場に行ってきた。いつもは昼の部に行くのだが、調子を変えて夜の部にしてみた。休日の昼の部は立ち見が出るほどの大入りになるが、夜の部はそれと比べると“小入り”だ。人と人の間にちらほらとスキマもできていた。

 

そのときに思ったのだが、人数が少ないとどうしても笑いづらい。たしかに、家族で食事をするときは大笑いしても気にならないが、一人で飯食っているときに大笑いしてたら気持ち悪いもんな。噺家さんも笑いが起きづらいとやりにくいようで、枕に小噺を入れまくって、笑える環境になるように必死に作っていた。

 

ちなみに大人数いると、そこまで面白くなくても大笑いが起こる気がする。一人大きな笑い声の人がいると、笑いが伝播していき、最終的は寄席全体に笑いが広がる。雰囲気、空気感、そして間。ここらへんは笑いの根本だと思う。笑いって難しい…。