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日常で起こる様々な現象に、ツッコんだりボケたりするブログ。

2026年にビール3種の酒税を統一。無類のビール好きがボヤいてます。

 ニュースで話題になっていたが、2026年にビール類の酒税が統一されるらしい。ビールを飲んでいない人からすれば、何のこっちゃというニュースだが、「とりあえずビール党」の僕からすれば大問題だ。色んなビールを飲み比べている筆者の、ボヤキにも似た独り言を聴いてほしい。

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そもそもビールの分類とは

 知らない人のために、ビール類の分け方を書いておきます。ビールは大きく分けて三種類。

  1. 『ビール』:麦芽、ホップ、水を原料。麦芽の割合が50%以上。
  2. 発泡酒』:麦芽以外も原料に入っている。麦芽の割合が50%未満。
  3. 『第3のビール』:麦芽は全く入っていない。

簡単に分けると、こんな感じ。麦芽の割合がカギとなってます。下に行くほどに税率は安くなっていくので、お財布に優しくなってきます。

 

2026年、すべての税率が一緒になる

 2020年から酒税を三段階で変え、2026年の10月には3つの酒税を統合する予定らしい。詳しくは下の画像で確認してね。

 

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引用: http://mainichi.jp/articles/20161121/k00/00m/020/084000c

 

税率を合わせる理由はかなり単純。安い値段の「第3のビール」を買う人があまりに多く(かくいう僕も)、ノーマルなビールの売り上げが不調になってきた。このままだと税収が減ってしまうので、第3のビールの価格を上げて、酒税の高いノーマルビールを飲んでもらうのが目的だ。

 

第3のビールは淘汰されてしまう

 「第3のビール」は安いから飲まれていたので、高くなるとおそらく消えてしまうだろうなぁ。『のどごし生』が好きで飲んでいた自分からすると、ちょっと悲しい……。のどごしは大豆を原料としていたので、スッキリと雑味がなく料理と合わせやすかった。そんな第3のビールならではの特徴もあったので、淘汰されるのは残念です。

 

 いま多様な種類のビールがあって、各社がしのぎを削っているビール業界ですが、「のどごし」とか「金麦」といった主力商品が売れなくなったらどうするのでしょうか?僕の予想では、フレーバービールや白ビールにシフトしていきそうな気がします。