東京ヴェルディがeスポーツに参入。日本でもeスポーツは流行るようになるのか?
Jリーグに加盟しているクラブチーム『東京ヴェルディ』が、eスポーツ部門の設立を発表したらしい。大手サッカークラブが参入したとなると、eスポーツの夜明けは近いぜよ……と最初は思ったが、本当にそうなるのかなぁ?
引用:http://news.mynavi.jp/articles/2016/11/22/esports/
日本でeスポーツが流行るためには、少なくとも3つの課題があります。
1. ゲームに対するイメージを変えなくてはいけない。
「ゲームばっかりしてると頭悪くなるわよ!」と子供時代に怒られた人が多いのではないだろうか? まぁ、確かにソシャゲばかりしてたら馬鹿になるかもしれないが、ストラテジーゲームやFPSなどは思考力や反射神経を鍛えてくれる。研究で裏付けもされているくらいだ。
また、ゲームをひたすらしていると「廃人」と呼ばれるのも問題だろう。ゲームに打ち込み、トップゲーマーになり、莫大な賞金を稼ぐ……もはやイチロー並みのサクセスストーリーじゃないか。ゲームに熱中している人がいれば「ストイックだね」と言ってあげるのが正解です。
2. PC普及率が少ない。
eスポーツといえば、LoLのようなPCゲームが主流。ですが、スマホの普及が増えるにつれ、パソコンを持たない割合がどんどん増えていっています。内閣府の調査データを見ると、他の先進国と比べて日本のパソコン所持率が少なすぎる……。
日本のeスポーツ人口が少ないのは、ここが原因なのではないでしょうか?
3. プロゲーマーとしてやっていけるのかが不安すぎる。
もし日本でeスポーツが流行ったとしても、プロゲーマーとして生活できるのかが心配だ。おそらく一握りの人しかトッププレイヤーになれないだろうし、引退後に雇用があるのかなど不安要素がいっぱいだ……あっ、これってスポーツ選手と同じ悩みですね。まぁ、引退後はゲームのコーチになるなど、雇用の流れを作ることはとても大事です。
これ以外にも課題は山積みですが、ゲームへの意識が変わらない内はeスポーツは流行らないでしょうね。地上波でeスポーツの中継が放送されれば、見る目が変わるかも……? NHKで将棋中継みたいにeスポーツ中継やってくんねぇかなぁ。
■日本eスポーツリーグが開催される!
まだまだ世間に浸透してないeスポーツですが、11月26日に日本eスポーツリーグが開催されます。東京ヴェルディも参加するみたいなので、どうなるか楽しみですね!
日本eスポーツリーグ – JAPAN e-Sports LEAGUE