明治と平成の、見事な調和『マーチエキュート神田万世橋』
秋葉原駅の近くにある、商業施設『マーチエキュート神田万世橋』。神田川沿いに建てられている赤レンガの建物で、オシャンティーなショップが数多く入っています。休日にぶらっとしたいときによく訪れるスポットなのですが、今日は建物の素晴らしさを紹介したいと思います。
元々は駅として使われていた
マーチエキュートがあった場所には、かつて『万世橋駅』という駅がありました。1912年に初代の駅舎が開通し、中央線の神田駅と御茶ノ水駅の中間駅として使われたことも。しかし、関東大震災により消失。現在は駅の一部を使って、カフェやショップの商業施設として利用しています。
マーチエキュートの中をよく見てみると、昔の名残が残っていて
こちらは『1912階段』。文字通り、1912年に開通したときに造られた階段で。花崗岩や稲田石を使用した、豪華な作りになっています。また、階段の壁を見てみると
白いタイルが敷き詰められていて、タイルの隙間がぼこっと膨らんでいます。これは『覆輪目地』といわれる装飾で、建築家のこだわりが感じられます。
東京駅と同じ建築家が手がけている
旧万世橋駅を設計したのは、東京駅や日本銀行本店を手がけたことで有名な辰野金吾氏。たしかにそう言われてみれば、赤レンガに白い花崗岩の装飾で、辰野様式って感じがします(知ったか)
巧みなリノベーションが素晴らしい
日本のリノベーションは、どうしても現代風にしすぎて遺構の良さを消してしまうものが多いですが、マーチエキュートに関してはレトロ感も残しているので好感を持てます。
こちらは施設の内部。アーチ状の通路になっていて、ゴシック建築のような荘厳な雰囲気。レトロ感もありつつ、現代風のエッセンスも散りばめています。
ちなみに施設の中には、イベントスペースや雑貨屋、カフェなど趣味のいいお店が入っています。近くに遊びに来たときには、ぜひ立ち寄ってみてください。
曜変天目を調べてたら、変な動画見つけた話。
タップゲームがめっちゃ楽に! アプリ「FRep」で自動連打ツールを作ってみた。
スーパーマリオランのリリースを心待ちにして、悶々としているアンドロイダーのもすです。リリースするまでの暇つぶしとして始めた『Tap Titans 2』に、ただいまハマっております。
いわゆるクリッカー系ゲームというやつですね。加速度的に攻撃力が上がっていくので、「俺TUEEEEE」感がハンパねぇっす。
でも、クリッカーゲームならではの苦労もあって……
指が疲れるんですよねぇ
僕は人差し指と中指を使って、交互にタップする「加藤鷹方式」を採用しているんですが、AV男優ほど指がしなやかでないので、すぐに疲れてしまいます。
自分でタップするのは面倒なので、誰かに代わってほしいなぁ……。そこで、『FRep』というアプリを使って、自動連打ツールを作ってみようと思いまっす!(※Androidのみでダウンロード可能)
■「FRep」の初期設定方法
このアプリ、初期設定がちょっと面倒なので、手順を一から説明していきますね。
①USBデバッグをONにする
スマホの設定画面を開いて、「開発者向けオプション」をタップ。そこでUSBデバッグをONにできます。
※「開発者向けオプション」が表示していないときは、「端末情報」からビルド番号の部分を7回タップすると表示されます。
②PCとAndroid端末をUSBケーブルで接続する
③PCに設定ツールをダウンロードして、実行する
FRepサポート - 操作再現ツールFRep, Finger Replayer for Android
上のリンクへ飛んで、PCのOSに合わせてダウンロードしてください。
基本的にはサイトの手順に沿っていけば、問題はありません。
引用 http://strai.x0.com/frep-ja/setup_win
④ユーザー補助サービスをONにする
「設定」から「ユーザー補助」を開き、「FRepユーザー補助サービス」をONにすれば初期設定は完了です。
※開発者向けオプションをいじるので、端末にエラーが生じる可能性がありますが、そこは自己責任でよろしくお願いします。
■「FRep」の基本的な使い方
今回は「FRep」を使って、簡単に自動連打する方法だけを紹介していきます。
「FRep」を起動してから、その状態でゲームを起動します。通知バーを開くと「タップしてパネルを表示」が出ているので、タップしてください。
すると、半透明のパネルが出現。赤いボタンを押すとタップ動作を記録してくれるので、ひたすら連打しましょう!記録をストップするときは電源ボタンを押せばOKです。
簡易設定が出てくるので、ここでは「開始待ちをストップ」にしておいてください。再生回数は20にしておけば、さきほど記録した連打を20回繰り返してくれます。普通にプレイするのであれば、20回くらいでいいかも?
「Rec」の部分をタップすると、項目が切り替わるので、さっき記録した項目を選択。緑の再生ボタンを押すと、アプリが自動で連打してくれます。ちなみに連打中に画面を押すと、再生をストップしてくれます。
一日試してみましたが、こりゃ楽ですわ。
指が疲れないですし、電車の中で遊ぶとき周りの目を気にしなくていいのは嬉しいですね。
今回は、「FRep」の初心者向けの使い方を説明しました。応用的な使い方は、またいつか説明しますねー。
FRepはこちらからDL↓
WELQなどのメディアが次々と非公開化。現役ライターのボクが思うこと。
DeNAが運営しているキュレーションサイト「WELQ」で、根拠が不十分な情報を記事に載せているとして問題になった。今現在は9つのメディアが非公開になっているが、12月7日には「MERY」も非公開化になるらしい。ライターをしている自分としては、衝撃的なニュースですね……。そこで、この件について思うことを、つらつら書いていきます。
クラウドソーシングの制度について
WELQは自社のライターではなく、クラウドソーシング経由で記事を発注していたとのこと。そもそも医療系の記事を書くのに外部ライターを使うのかよ……とツッコみを入れたいですが、とりあえずソコは置いときましょう。
クラウドソーシングは1文字〇円型の報酬だったので、コピペが横行し冗長な文章が大量生産されていました。そもそも、文章というものは「過不足なく」かつ「短くまとまっている」が理想なので、この報酬制度はマズいでしょ。1記事あたりの最低報酬を決めておいて、記事の仕上がりでボーナスを支給するとかにしたほうが良いんでないかい?
ちなみに自分は自社ライターなので、情報の信ぴょう性にはかなり気を使っています。「いろんな人が見てくれている」という心構えが大事なのではないでしょうか。
読者もソースのチェックくらいはするべき
頭ごなしにDeNAが叩かれていますが、読者には問題はないのでしょうか。僕としては、記事を読んだ人もソース(情報源)を確認するべきだと思います。まとめサイトやキュレーションサイトを読む人は、記事をそのまま受け止める人が多すぎる……。本来なら、参照元をチェックして、類似の記事をいくつか読むべきです。
WELQは専門家が記事内容を調査すると言っていたが、本当に専門家集めるかどうか怪しいので、読者も記事内容をチェックすべきだ。ネットリテラシーが低い今、ソースを確かめることをしっかり肝に銘じておいてほしい。てか、こんなことは学校で教えるべきだろ!
松本人志プレゼンツ『ドキュメンタル』の感想。気になったので見てみました。
Amazonビデオで限定配信されている、松本人志プレゼンツのお笑い番組『ドキュメンタル』。今までのバラエティとは一味も二味も違う、実験的な企画ということで、つい気になって視聴してみました。この記事ではおおまかな内容と、個人的な感想しか書かれていないので、ネタバレはないので安心してください。
企画内容
今までのお笑いというと、「芸人→客席」「芸人→茶の間」という構図だったので、どうしてもエンターティメントよりで娯楽っぽくなっていました。そこで、『ドキュメンタル』では「芸人→芸人」という芸人同士が本気で笑わせあうことで、新たな笑いを生み出すことを狙っています。
具体的には10人の芸人が、密閉された空間に集まります。そこにはキッチンや小道具がたくさんあって、何を使ってもOK。自分が持ってきたアイテムを使っても大丈夫です。制限時間は6時間。最後まで笑わずに堪えた芸人が、チャンピオンとなります。
中でも凄いのが賞金金額!芸人たちが参加費100万を支払って、それらを集めた1000万円がそのまま賞金となります。ハイリスクハイリターンっすね。金額が凄いので、「笑ってはいけない」よりも緊張感があります。
参加している芸人さんは、宮川大輔、FUJIWARA藤本、野性爆弾くっきー、東京ダイナマイト ハチミツ二郎、とろサーモン久保田、トレンディエンジェル斎藤、マテンロウ アントニー、天竺鼠 川原、ダイノジ大地、ジミー大西の10名。くーちゃんと川原が出ているあたり、僕好みのキャスティングです(笑)
第一話を見てみた感想
今現在のところ11月30日に第一話が配信されているので、その感想を素人ながらに言っていきたいと思います。ぱっと見のイメージとしては、「笑ってはいけない」の休憩室でメンバー同士で笑わせ合う場面……あれをショーにしたような感じでしょうか。
意図的な笑いではなく、ふっとしたときに出る笑いで視聴者も誘い笑いしてしまいます。そのため視聴者のことは全く気にしていないので、かなり玄人ごのみの内容になりそうです。松本人志が言うことには、お年寄りと子どもはAmazonプライムに加入しないから、その層は気にしないでもいいでしょとのこと(笑)たしかに最近のバラエティって大衆寄りになってたので、攻めた企画をしてくれるのは嬉しかったです。
ただ、残念な部分もちょっとあって、「笑った」「笑ってない」の線引きが凄く分かりづらいということ……そもそも何をもって笑っていると見なすかが分からないですが、スタート直後に笑った笑っていないでグダグダ展開になってました。「笑ってはいけない」だったら尻叩きだけなので別に文句はないですが、今回は100万がかかってますからねぇ。もうちょっとジャッジの基準を明確にしてほしいです。判定員が5人いて3人笑うと終了~みたいな。
まぁ、第一話が始まったばかりなので、これからルールとかが決まっていくでしょう!毎週水曜日に配信されるらしいので、これからが楽しみです!
日本社会には本当に抵抗の文化がないのか?
ノーベル文学賞を受賞したラーナ・アレクシエービッチが11月28日に東京外国語大学で講演を行った。そこで『日本社会は抵抗という文化がない』と言ったらしい。
「チェルノブイリと同じ」=福島の印象、ノーベル賞作家語る-東京外大:時事ドットコム
詳しい内容は↓
福島で目にしたのは、日本社会に人々が団結する形での『抵抗』という文化がないことです。祖母を亡くし、国を提訴した女性はその例外です。同じ訴えが何千件もあれば、人々に対する国の態度も変わったかもしれません。全体主義の長い文化があったわが国(旧ソ連)でも、人々が社会に対する抵抗の文化を持っていません。日本ではなぜなのでしょうか
原発に対して多少のデモはあったが、他の国と比べると確かに、抵抗が少ない気がする…でも、それって文化が無いからなのだろうか?
ちょっと自分なりに考えてみました。
日本は二極化している説
最近の日本は、低所得者層と中流階級の差が広がっている。低所得者層は、その日暮しの生活で無償でデモをやっているほど余裕がない。そして中流階級は、ある程度の地位があるので過激な行動をあまりできない。2極化して間の人が少ないので、デモが起きづらくなっているのではないのだろうか?事実、デモしているのは年金で生活しているジジババばかりだ。
SNSの普及説
昔と比べて、日本人は利口になっている気がする。別に頭が良くなっていると言っているわけではない(むしろ受け身で幼稚にはなっている…)、SNSの普及で馬鹿げた行動がしづらくなっているという意味だ。デモを起こそうとしても、反対意見やネガティブな意見が直で伝わってくるので、沈静化するケースが多い。SNSというかTVメディアとかネットとかの影響かもね。
僕としては抵抗の文化がないというよりも、抵抗する気が起きないと言ったほうが正しい気がする。
バーの氷は何で球体なの?数学的に証明してみた。
バーで言いたくなる雑学をおひとつ……。ウイスキーを飲むときに、綺麗な球体の氷を使っていることがありますよね。あれには実は科学的な理由があって、表面積を小さくして溶けにくくしているのです。
実際に計算してみた!
本当に表面積が小さくなるのか?実際に計算してみましょう。
今回は球体の氷と立方体の氷の、2種類を用意しておきます。どちらも
の水を使うものとする。だいたい氷を作るときは、このくらいかな?
では、まずは立方体(サイコロ型)から計算していきましょ。立方体の一辺をXcmとします。四角の面積を求めるときは「底辺×高さ」なので、なんとなく推測できるとおもうけど立方体の体積は「底辺×高さ×奥行」で出ます。今回は底辺・高さ・奥行、全部XcmなのでXを3回かければOK。
おぉ!50mlの水を使っているのに、表面積はだいぶ小さくなりました!
ウイスキーと氷が触れる面積が少なくなるので、ゆっくりと氷が溶け、ウイスキーが薄まりづらくなります。数学ってこんな所に活用できるんですね。う~ん奥が深い。
さぁ、バーに行ったときは女性に、数式を解きながらこの雑学を披露してみては?確実に引かれますけどね。